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ニキビ治療のために皮膚科を訪れたとき、十中八九といってよいほど指示されることがあります。それは「規則正しい生活を行い、栄養バランスをしっかり考慮した食事を摂り、ストレスを抱えないようにし、睡眠時間をきちんととること」というものです。
たしかに皮膚科医の言う通りこのアドバイスは適切でしょう。しかし、現代の女性がこの指示の通りに生活を行うようにするためには、他にたくさんのことを諦めていかなければならなくなると思います。
メイクを控えて下さい、と言われても
また、若い女性患者にとって「洗顔後はニキビ薬を塗布するのみで、ニキビが完治するまでは化粧を控えて下さい」という指示はあまりにも酷な話です。当然ニキビは1日でも早く治したいです。しかし、メイクなしの生活は考えられません。ニキビを他人に見られたくないこそ、メイクで隠して少しでも肌を綺麗に見せたいのです。むしろニキビ薬のみではなく、ニキビ肌にも安心して使用できるファンデーションも一緒に処方してほしいぐらいです。
最後の頼りに皮膚科を訪れる
皮膚科を訪れる女性の悩みは深刻です。ニキビの悪化した状態で自分ではもうどうしたらよいのかわからず途方に暮れて、最後の頼りとして皮膚科を訪れる女性もなかにはいることでしょう。本や周囲の意見を元に自分でできることは試してみて、それでもニキビが治るどころか、悪化していく一方で自分の手には負えなくなったときの絶望感は計り知れないものがあると思います。
化粧品やスキンケアのアドバイスが必要
働く女性たちの肌にニキビが増加してきたいま、マニュアル化したニキビ治療や生活改善のアドバイスだけでは、多様化した生活スタイルに適応することは困難でしょう。発症したニキビを治療するだけではなく、よりきれいに、ニキビが再発・悪化しないような肌になりたい。女性のそのような気持ちに応えるべく、ニキビ治療を支援し、ニキビを予防してくれる化粧品の選択法や適切なスキンケアの方法などのアドバイスが現代を生きる女性達には必要なのです。
ストレスによるニキビについて
大人ニキビが発症する原因はひとつではなく、さまざまな原因(肉体面、精神面、環境など)が重なり複雑に絡み合っています。ときには、本人にも感じていないストレスがニキビの原因にもなっている場合もあります。こういった場合、ニキビ薬で今発症しているニキビの治療ができたとしても、根っこにあるストレスを解消しない限り、ニキビの再発は何度も繰り返されてしまいます。
ニキビに関係ない雑談も実は……
皮膚科医との何気ない会話のなかに、ニキビの原因が他にあることがわかったりします。患者が医者にプライバシーな話をする必要はないと考える方もいると思いますが、現在の皮膚科学では「心」の問題が大きく取り出されており注目されているのです。皮膚科医は、患者の肌を診るだけではなく、その背景にある心のありようについても無視できない時代になりました。とくに、ストレス社会を懸命に生きる女性が多い今の世の中、その一人一人が背負っている荷物の重さを考慮しなくてはいけません。本人にすらわからないうちに心に伸し掛かり重荷となっているものが、ニキビの原因のひとつとなっていることを自覚させるのも皮膚科医の大事な仕事のひとつなのです。
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