皮脂と水分のバランスを考える−ニキビ/にきび

てきすと

ニキビが発症している場合は、オイルフリータイプの化粧品または油分が配合されていたとしてもノンコメドジェニックを考慮して処方されたものを使用するのがベストです。

化粧品の成分である油分内には、面皰(コメド)になりにくいものもあります。しかし、その判断が困難なため、基本的にはこれらの化粧品を選択しておくことが無難でしょう。

皮脂の分泌は活発でも、毛包の出口の角質が厚くなった部分は、水分の保湿能力や保護機能は落ちています。毛穴の出口を塞いでしまう角質肥厚を進めさせないためにも十分に水分を補うことと保護は怠らずにケアしましょう。

油分を含む保湿剤の利用

また、皮脂分泌が盛んなニキビ肌は、表皮の保護機能も落ちている可能性が高いので、油っぽいが乾燥している、ザラザラする、肌が固く弾力が落ちているなど感じたら油分を含む保湿剤が逆に効果的な場合もあります。そのようなときは、セラミドといった表皮由来の脂質や「低刺激化粧品について」で紹介したようなコメドを誘発しにくい油分で作られたタイプを選択しましょう。ただし、ニキビが炎症しているときは、外用薬を使用することが多いので、そのときのスキンケアはニキビの状態を悪くせず、ニキビ治療を支えてくれるものでなくてはいけません。皮膚科医からアドバイスを求め正しいニキビ治療を行いましょう。

シンプルなスキンケアを心がけよう

スキンケアは清浄・保湿・保護、紫外線カットの基本3つのステップを、可能な限りシンプルであり、使う目的がはっきりしたアイテムを使用して行いましょう。有効成分や保湿剤を入れた豪華な化粧品も魅力的ですが、シンプルなスキンケアの方が肌に刺激が少なく負担を抑えることができるのです。料理にたとえるなら、こってりとしたフランス料理と、質素でシンプルな和食の家庭料理との違いでしょうか。必要最低限の味付けであれば、肌の状態をみて使用量や使用法のコントロールを自分で行うことができます。

化粧水・乳液・クリームの選択について

化粧水選びは保湿機能が優れていることが条件ですが、清浄や引き締めの機能にも注目して選択しましょう。洗顔後の肌をすっきり拭き取り、さらっとした状態に調整するのが目的です。乳液やクリームは元々ほどよい油分で肌を覆い保護することに必要なスキンケアですが、ニキビの発症した肌にはこれもオイルフリーのタイプや面疱(コメド)を誘発しにくい油で作られたタイプを選択しましょう。仕上げには紫外線吸収剤フリーで紫外線カット効果のあるタイプを選択します。また、最近では皮脂コントロール効果のあるスキンケア商品にも優れているものが多数出てきているので、是非試してみてください。

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