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ニキビに悩む若い女性が年々増加していることがわかりました。しかも、その多くは20代を中心としたOLや主婦などです。なかには30代も。
彼女たちの話を聞いたところ、思春期では全くニキビが出たことがなく、この歳になってはじめてニキビに悩まされているという方も多いようなのです。
しかし、なぜ成人してからニキビ(しかも重い)ができるのでしょうか。某雑誌にニキビに関する興味深いアンケートがありましたので、それらを元に考察してみました。
アンケートではニキビに悩む200人の20代を中心とした女性に下記の質問について回答を求めているものです。
1.思春期にニキビはできたか
- 「はい」 … 48%
- 「いいえ」 … 52%
思春期にニキビができなかった方が約半分もいるという結果が出ています。思春期にはできなかったニキビが成人してからできたとなると、やはり驚きは隠せないものでしょう。ニキビ体質ではないと思っていたのに、何で今更という感じだと思います。「ニキビ=思春期」というイメージも強いですしね。
2.1でできた方対象……その後どうなったか
- 「未だに治らない」 … 21%
- 「思春期時に治まったが再発もしくは悪化した」 … 79%
一度治ってからまたニキビができるということは少なからずともショックでしょう。
思春期でニキビを経験し、治療に成功しても、成人になってからニキビを再発したケースが約8割という結果が出ています。
3.ニキビが悪化した年齢 (※回答複数)
- 「12〜17歳」 … 12%
- 「18〜19歳」 … 10%
- 「20〜22歳」 … 25%
- 「23〜25歳」 … 30%
- 「26〜30歳」 … 19%
- 「31歳以上」 … 12%
思春期(12〜19歳)で約2割ですが、ホルモンバランスの影響で皮脂腺が発達し、男性女性関係なく多くがニキビに悩まされる年齢です。しかし、思春期でニキビを経験しない方もいます。これは、肌条件によってニキビのできやすさに個人差があるためです。1の質問でもわかる通り、約半数が経験していませんからね。しかし、成人してからいまになり彼女たちはニキビに悩まされています。これは単に肌質に問題があるというわけではないと言うことを物語っています。2の質問で治療が成功しても再発しているケースが約8割を占めていることから、思春期にニキビを経験していようといまいと成人を迎えてからニキビが悪化したという方が大多数なのです。
4.ニキビの悪化した時の背景 (※回答複数)
- 「ストレスの増加」 … 70%
- 「仕事・生活の多忙化」 … 35%
- 「凝ったメイク」 … 20%
- 「生理不順」 … 17%
- 「就職もしくは進学」 … 13%
- 「ダイエット」 … 6%
- 「その他」 … 27%
1〜3の質問を通して、成人を迎えてからニキビが悪化したケースが多数を占めています。この背景を探ってみたところ、約7割がストレスを大なり小なり抱えていることがわかりました。一般の方は「ニキビとストレス」の結びつきはなかなか考えつかないのではないでしょうか。ニキビの原因の一般的解釈としては「忙しい」「不規則な食生活」「不十分なスキンケア」などだと思います。もちろん、乱れたライフスタイル、間違ったスキンケアなどもニキビの原因となりますが、大人ニキビのケースですと、高確率でストレスがニキビの原因であると考えられるのです。とある学会の報告によると、大人ニキビに悩む成人の半数以上はホルモンバランスが乱れているということも確認されています。
5.OL対象……ニキビの悪化した時の勤務年数
- 「1年目」 … 22%
- 「2年目」 … 14%
- 「3年目」 … 12%
- 「4年目」 … 4%
- 「5年目」 … 10%
- 「6年目」 … 3%
OLの勤務年数を見てみると、1〜3年目で約半数、そして、3の質問で20〜25歳で約半数を占めていることから、就職して約1年目から3年目に、ニキビが悪化したという経緯が見て取れます。就職後3年目といいますと、慌ただしく変化する環境になんとかついていこうとする大変な時期です。当然ストレスもたまっていく一方です。私も就職してから3年目までが一番ニキビが酷かったです。また、26歳以上や30代でも約3割を占めています。これは、仕事の責任が重くなったり、結婚や出産などで置かれている状況が変わるなど、自分の周囲の環境が再び変わるためでしょう。新たな環境に慣れよう、ちょっとで前進しようという心構えでいるとき、人は自分が思っている以上にストレスを抱えることになります。そして、このストレスが心身に悪影響を与えます。大人ニキビもストレスがもたらすものの一つと考えられます。
6.ニキビのできた場所 (※回答複数)
- 「フェイスライン」 … 56%
- 「おでこ」 … 43%
- 「頬」 … 44%
- 「あごから首にかけて」 … 37%
- 「口の周囲」 … 36%
ニキビのできる箇所は顔の下半分に集中していることがわかります。
特にフェイスライン・おでこ・頬などが多いですね。
私が当時できたニキビは最初、おでこにいくつかできたのち、口の周りにもでてきたのですがこれが一番酷かったです。
7.できたニキビの状態 (※回答複数)
- 「小さくて白い粒状」 … 10%
- 「大きくて赤い隆起」 … 24%
- 「白い粒状+赤い隆起」 … 70%
- 「赤く化膿・腫れ」 … 26%
- 「その他」 … 5%
ニキビの状態は赤く隆起している、化膿している、触れると痛みのあるものなど重いケースが多数を占めていることがわかります。これは思春期のニキビにはあまり見られない大人ニキビの特徴といえます。大人ニキビは思春期のニキビと違い、重度のものが集中的にできるというケースが多く、きちんとした治療を施さないとニキビの再発や悪化を繰り返すことが多くなってしまいます。
8.生理の周期は順調か
- 「はい」 … 70%
- 「いいえ」 … 30%
ニキビができる、もしくは悪化するということは、身体に何かしらの異常がはたらいていると考えられます。女性にとって生理はホルモンバランスを知る良い機会でもあります。アンケートの結果を見ると大人ニキビでは生理不順を伴うことはそれほどないように思われます。
9.ニキビが悪化した時は生理不順だったか
- 「はい」 … 17%
- 「いいえ」 … 83%
しかし、約2割の女性がニキビの悪化時に生理不順であったと回答しています。また、その中にはニキビが悪化する2ヶ月前に、これまで順調だった生理が突然不順になってしまったという方もいたようです。肌は生理の周期に応じて変わります。したがって、忙しく働いたり、過剰なストレスにより生理の周期がおかしくなってしまうと、肌にも悪影響となってしまいます。自分の身体がどのような状態であるかを常に意識し、ニキビの原因を総合的に考慮していくことが大事です。
10.下記の当てはまる項目はどれか (※回答複数)
- 「生理前1〜2週間前にニキビが悪化」 … 64%
- 「ストレスが多い」 … 50%
- 「便秘時にニキビができやすい」 … 39%
- 「睡眠時間が7時間以下」 … 43%
- 「生理前になると便秘になりやすい」 … 33%
- 「不規則な生活」 … 32%
- 「乱れた食生活」 … 21%
食事・睡眠などの生活習慣、ストレス・便秘・ホルモンバランスなど、ニキビができたり悪化する原因は多数あります。ここまでアンケートに協力した女性たちも、これらがニキビの原因となっているということをおそらく理解した思います。しかし、多数あるニキビの原因を一度に改善すると言うことは、私の経験上実現は不可能に近いと思っています。睡眠時間が短く、食生活が不規則であることは頭でわかっていたとしても、どうしても改善することができなかったり、ストレス発散には、退廃的な方法だってあるのです(たとえば甘いものの一気食いなど)。
規則正しい健全な生活を毎日送ることはあくまで理想でしかありません。それができるのでしたら、ニキビに悩む女性がこれほど多くはなりません。 同じ職場で働いている女性の中には、ニキビのない綺麗な肌の持ち主もいます。もちろん肌質の違いもあるかもしれませんが、その人と自分とでは何が違うのかを考えて知ることも大切なニキビ治療の一環であると思います。






